アラフォー世代が小学生だった昭和50年代、駄菓子屋は子供たちのコミュニケーションスペースだった。スペースインベーダーブームが落ち着く頃、駄菓子屋の軒先にも様々なアーケードTVゲームが置かれ、筆者も50円玉を握りしめて友達とスコアを競い合ったものだ。そんな駄菓子屋の片隅にはルーレットゲームなど、TVゲームとはまた違った面白さのゲームも置かれていた。今回紹介する「新幹線ゲームⅡ」もそんなゲームの一つだった。
このアプリの画像を見て「これか!」と思うアラフォー世代の読者は多いと思う。このゲームを知らない読者に簡単に説明すると、盤面上部の硬貨投入口から10円玉を入れ、左右にあるハンドルで10円玉をアウト穴に落とさないように弾いて「当り」と書かれたゴールまで運ぶというもの。「簡単に説明する」と言ったが全て説明してしまった(笑)。実に単純なゲーム。しかし難しい。
このアプリも実機のように左右のハンドルを画面タッチで操作することができるのだが、メニューの「操作方法」設定により画面上に大きなハンドルをオーバーレイ表示させて弾くことができる。タブレットと違い4インチ前後の画面サイズしかないスマートフォンではこの方が操作しやすい。この辺、なかなかよく考えて作られている。
このアプリでも実機同様、「当り」に10円玉を入れることができれば景品が出てくるようになっている。獲得した景品は一覧画面で確認できる。しかしこの景品、どれも懐かしの駄菓子なんだよね。オッサン的にはこういった部分にも惹かれてしまう。どんな駄菓子が出てくるのか気になってフルコンプしたくなってくる。
マーケットの平均評価は4.4。半数以上のユーザーが5つ星評価をしている。
懐かしくてとても良い。
昔の駄菓子屋やスーパーのゲームコーナーでお馴染みのゲーム。 幼稚園児や小学生時代は無駄にレバーを強く引きすぎて10円玉が飲み込まれるトラウマすら再現。
……など、皆楽しんでいるようだ。
これは完全にオッサンホイホイなアプリ。正直言って、熱中して何時間もやってしまう……といった性格のゲームではないのだが、暇つぶしに時々起動して遊ぶには最適だと思う。オッサンには懐かしく、若い世代には新鮮かもしれない10円を弾くだけの単純ゲーム。ぜひDLして遊んでみてください。(こうべみせ)
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